概要
3冊目の個人誌です。描きおろしと漫研のときのまんが、SNSに載せていた4コマの再録でできています。ストックがこれでなくなったため、4冊目は全部描きおろしになるかも……? オフラインの生活でいろいろなイベントがあったこともありスケジュールが厳しく、正直100パーセントの本にできなかったと感じ、しばらく落ち込んでしまった本でした……。自分を戒めます。
収録
「ラーメン」
「夢のあとさき」
4コマまんが
「リンガクランケ」
「はまんが」
基礎データ
定価:200円(新刊時) 判型:A5 頁数:40ページ 発刊:2023年10月22日 装丁:著者自装
印刷データ
印刷:株式会社ホープツーワン 綴じ:右 方式:オンデマンド 用紙:表紙「マーメイド ナチュラル 153K」、本文「コミックルンバ クリーム」 遊紙:なし
イベント
名称:関西コミティア68 日程:2023年10月22日 場所:京都パルスプラザ(京都府京都市伏見区)
サークルカット、ポスター
作品紹介
描きおろしです。気に入っています! 「外は!」から続いているシリーズで、ほんとうは間に「持つ」という作品もあるのですがそれはちょっと納得がいかず収録を見送りました。最後のページ3コマ目のトモがすごくイメージ通りに描けてうれしかったです。こういう顔です、彼女は。この3人は気に入っているので今後も背景とか服装とか気合いを高めて描いていきたいと思います。
「夢のあとさき」
4回生の秋に描きました。アイデア自体は2回生ごろからあり、漫研で描ける最後の機会に描いたのですが卒業論文や実習でタイムスケジュールがボロボロになってしまい、編集担当の後輩にお詫びして(ギリギリまで描くため)自分で入稿したり、と苦労した作品です。経緯そのまま、ストーリーは好きなものの絵はダメだ、という結果になりました……。今回のこの本『さんぷんまてば』もそんな進行だったので、成長していない……と反省ばかりです。でもいちばん身に染みたので4冊目はほんとうに、大丈夫、に、す、する……。
新作で「リンガクランケ1」の続きです。4コマは生活中に思いついたネタをメモしておく場合と、締め切りが近づいたころ時間をとってネタを探す場合があり、今回だと1、5つ目が思いついていたもの、それ以外が新しく考えたものです。やはり思いついていたもののほうが味がある気もしますが、4つ目みたいなネタは頭をひねっているときにだけ偶然出てくるもので、これはこれで好きです。
「はまんが」
「はつろく」という名前でSNSを始めた最初のころ載せていた4コマです。毎日更新したかったのですが数本で力尽きていました(あかん)。4つ目はかなり良いネタではないか? と今でも思います(←幸せなやつ)。いろいろ、初心に戻って頑張りたいです。
「題名と表紙絵」
『一階化粧品売場』『ろうかにでんわ』と既刊2冊のことを考えていたとき、「一」「に」となっているのを発見し、これはこれでやっていこうかな、と思ったので「さん」が入る言葉を探して、ラーメンの話もあったため『さんぷんまてば』に決めました。
装丁は今回、ストーリーまんがの新作が間に合わなかったり再録も多かったりと(上にもありますが)自分のなかで100パーセントの新刊と思えないところがあったので、『ろうかにでんわ』と同じデザイン、構成にして2冊セットのイメージで作りました。表紙の色はもう少し濃くても良かった……。
今回はとにかく反省点が多かったのですが、ほんとうにほんとうに4冊目で取り返したい気持ちです。あと、表紙のラーメンを食べている女の子は好きな顔に描けたのでそこはとても気に入っています。