【本】ネオ処方箋

『ネオ処方箋』

概要

6人の有志による合同誌。非売品。私は「君の病気はここでないと治せません」「薬屋さん」の漫画2作品と、表紙、そのほか編集等を担当しました。

基礎データ

定価:なし 判型:A5 頁数:73ページ 発刊:2021年9月20日 装丁:はつろくさき

印刷データ

印刷:株式会社ポプルス 綴じ:右 方式:オンデマンド 用紙:表紙「サーブルスノーホワイト190K」、本文「白上質90K」 遊紙:なし


作品紹介

「君の病気はここでないと治せません」

初めてデジタルで制作した漫画です。デジタルでイラストを描いたことは前にもあったのですが、漫画は初めてで、いろいろと分かっていませんでした。そういう、分かっていなさが感じられます……。タイトルが『ネオ処方箋』だったので病院の話になったわけではなく、この頃読み始めたpanpanyaさんの漫画が面白くて、そういうちょっと不思議な場所に行く漫画を描きたかったのと、斎藤環さんの『生き延びるためのラカン』(ちくま文庫)を読んでラカンてすごいなーと考えていたのとで、こういう話になりました。本当はあんまり意味のない対話をさせたかったので、そこがちょっと直したい点です……。

「薬屋さん」

「君の病気は(略)」を描いていて、登場させた精神分析家の女の子が気に入ったので4コマも描くことにしました。この時期、「もってけ! セーラーふく」をずっと聞いていて『らき☆すた』の絵柄がかわいいと思っていたため(今も思います)若干影響されています。理不尽なボケ役と、困っているけどボケ役のことが嫌いではないツッコミ役という組み合わせが好きなのでこの漫画もそういう感じです。2つ目が思想がありそうでなさそうで、いちばん気に入っています。