【概要】おすすめの作品

おすすめ

まんがで特に気に入っているものを紹介します。コミティアのカタログやインターネットで名前は知ったものの雛罌粟社って実際何者なんだ、と感じられた方など、このあたりから読んでいただければうれしいです。

ストーリーまんが

ギャグもストーリーも好きなのですが、ストーリーのほうが「雛罌粟社」らしい、と自分では思っているので先に紹介します。

「なく」

2018年に描いたまんがです(当時は「小笹」名義でした)。『一階化粧品売場』に収録。描こうと思って描いたというより偶然描けてしまった、みたいな話なのですが、その後描きたいまんがの方向がこれで定まったように思います。ここに個人的な体験や社会との関わりなどの要素を足し、絵もまんがもっと上手くなりながら、やっていきたいと考えています。

「スリープオンマイベイビー」

2023年4月現在、最新のストーリーまんがです。2022年、『ろうかにでんわ』に発表。昔のインテリア雑誌を見たとき、最初「レトロ〜♪」で楽しかったのですが、次第に違和感を覚え、いろいろと考えはじめて(この考えはしばらくあとに読んだ江原由美子「孤独な「舞台」」(『増補 女性解放という思想』(ちくま文庫)等)に見事な形で文章化されていて、そうそう! となった)そこから描きました。絵などもう少し直したいところも多いですが、今の私にとっての「ストーリーまんが」のひとつの姿にはなっています。

ギャグまんが

ギャグは2022年に描き始め、もっと描いていきたいジャンルです。現在(2023年4月)は「のり、しず、とも」の3人が出てくるシリーズを続けています。また、園児のころからずっと描いている4コマまんがも好きなのでこれも描く予定です。こちらは今は「リンガクランケ」シリーズが主になっています。

「外は!」

「のり、しず、とも」シリーズの一作目。2022年に描き、『ろうかにでんわ』に収録。この1ページ目からだいたい想像されるような内容となっています。ギャグ描くの楽しかったです。

「リンガクランケ(薬屋さん)」

はつろく(私です)(私ではないです)ちゃんと、糸ちゃんの2人がやっていく4コマシリーズです。2人の出会いが「薬屋さん」で、その後「リンガクランケ」シリーズになっています。「薬屋さん」は2021年に描き、「リンガクランケ」シリーズが継続中。

おまけ

『一階化粧品売場』には昔の4コマまんががたくさん収録されています。こんな感じです。

今から5年前くらいのものなのですが、なんか、全然変わっていないな、という感じなので、この感じが気に入ってくださった方は、今後も雛罌粟社をご愛顧のほどよろしくお願いいたします。